こんにちは、わたぱぱです。2024年1月から始まる新NISA、皆さまは何に投資するかお決まりでしょうか?
私は米国債ETFを狙おうと思います。金利高の環境下、インカムとキャピタルを同時に狙えるのではなかろうかとウキウキしております。
具体的な銘柄はEDV。TLTでも良いと思います。いずれも楽天証券で投資可能!
なぜ債券?
一般的に、金利が上がると債券価格は下がり、金利が下がると債券価格は上がります。
金利が上がる→すでに発行済みの債券は相対的に利回りが悪くなる→人気が無くなり価格が下がる
雑に言うとこんな仕組みらしいです。
さて、そこで米国の30年債利回りを見てみましょう。
2020年のコロナを底に、大きく上昇しています。今の水準は2000年代前半と同じくらい。
次に、TLTの価格推移を見てみます。2020年を頂点に、今は2000年代前半の水準まで落ちています。
当たり前ですが、やはり金利と債券価格(長期債ETF)には逆相関があると見てよさそうです。
なぜ米国債ETF?
「じゃあナマの債券買えばいいじゃん。長期米国債でも買えや」という意見がありそうです。ごもっともです。
これが楽天証券で購入できる米国債。
社債の場合は利回りが6%を超えております。それも名のある大企業(それでも格付けBBBなんだ・・・)。
ナマの債券であれば、最悪期日まで持ち切れば損をしません。ですので、お金がたくさんあったら私も直接債券に投資したいところ。
ところがどっこい、私は庶民。なんとかNISAの非課税枠を使いたい。債券にはNISA枠で投資できないんですね。
海外ETFは新NISAの成長投資枠で購入できますので、成長投資枠240万円/年は、優先して長期米国債ETFにあてていこうと思っています。
なぜEDV?
長期米国債ETFには、ブラックロックのiシェアーズ米国債20年超ETF(ティッカー:TLT)とバンガードのバンガード超長期米国債ETF(ティッカー:EDV)の2つがあります。他にもあるかも知らんけど。
どっちでも大差ないと思いますが、より取引量やファンドサイズが大きいのはTLT、分配金が多いのはEDVです。個人的にブラックロックのほうが好きなので私はEDVにしました。
簡単に比較しておきます。
EDV | TLT | |
運用会社 | ブラックロック | バンガード |
最低投資価格(2023/10/20時点) | 63.16USD | 83.24USD |
年初来リターン(同上) | ▲21.68% | ▲14.31% |
経費率(同上) | 0.61% | 0.15% |
配当利回り(同上) | 4.67% | 4.04% |
ファンド設定日 | 2002/7 | 2007/12 |
取引量 | 20万程度 | 2,000万程度 |
思ったより年初来リターンに差がありますね。EDVのほうがハイリスクなのかもしれません。なんでこんなに差が出るんだろ?
2023年の旧NISA枠の残りでEDVに投資をしておりますが、20%くらいマイナスですね。はっはっは。
よりハイリスクに攻めるならTMF
さて、ここからは悪魔のささやきかもしれません・・・・。
最近Twitter(現X)で、「TMF」という銘柄を目にすることが増えました。ティッカーTMFはディキシオン・デイリー20年超国債ブル3xというETF。TLTやEDVより3倍大きく動くETFですね。
TLTは2020年→2023年で160USDから80USDへ、ほぼ半分になりました。
TMFはというと、40USD→4USD!10分の1です。レバレッジ怖い。
逆にいうと、上昇局面に乗れれば大儲けもありえます。
私は興味はありますが、実際に投資するかは検討中。するとしてもNISA枠は使わず、全力投球はしないです、と思います。。。
(追記)
まず、訂正です。新NISAではレバレッジETFは対象外になるので、特定口座での投資になります。NAQDAQブルのTQQQなんかも対象外。
この記事を書いた直後、2023年10月末にちょびっとTMFを購入したら、2カ月で30%ほどプラスになりました。いい時に買えたね。押し目で追加購入してみたりしてます。売却は2024年の米国のインフレ状況や利下げ有無の様子を見て考えます。
(また追記)
2024年5月現在、再び金利が上昇基調になりました。EDVはNISA成長投資枠で使い切ってしまいました。あとはTMFをひたすら購入。米国株投資資金のうち50%が債券ETFになりました。
6月はインフレが落ち着いてきた兆しが見えてきて、私のEDV・TMFちゃんはプラ転しつつありますが、一方で利下げ回数は減少の見込み。さてさてどうなるやら。
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