僕は大企業(メガバンク)からベンチャー企業へ転職を決めました。
転職を決断するうえで、最も高いハードルが嫁ブロックでした。
嫁ブロックとは?
夫の転職や起業が妻の反対により実現しないこと指す造語。本来は企業の採用担当者などが使っていた業界用語だが、近年の転職市場の拡大により、一般にも知られるようになった。転職に伴う年収の減少や転居などの問題から妻の反対を受け、夫が希望企業への転職活動を断念したり、内定を辞退したりするケースが増えている。
出典:コトバンク
この記事では、僕がどのように嫁ブロックを突破し、転職を実現したかをシェアしたいと思います!
嫁ブロックが発生した原因
僕の妻は、転職自体にはポジティブな反応をしていました。
嫁ブロックをする奥様の中には、「大企業のエリートサラリーマンの妻」というステータスにこだわりがある方がいるようですが、それには僕の妻は当てはまりません。
ただ、タイミングが悪かったのです。
しかし、私は一刻も早く転職したかった。当時は結構メンタルがやられていて、出勤前に吐くこともありました。
原因その1 子どもが生まれたばかり
実は転職活動を始める3か月ほど前に子どもが生まれたばかりでした。
転職を切り出した僕への妻の反応は
子どもが落ち着くまで待って!
せめて子どもが1歳になるまで待ってから転職活動をしてほしい!
ということでした。
僕は一旦、「子どもが1歳になったら転職活動をする」ということで了承したのですが、どうにも精神状態が思わしくなかったです。
とりあえず、ビズリーチやWANTEDLYに登録したら興味のある業界の企業からスカウトを頂きました。
それをきっかけに(採用はされなかったのですが)、現職に留まる気が全くしなくなってしまい、強引に転職活動を開始しました。
原因その2 給料が下がる
僕が働いたのはメガバンクです。
メガバンクの給料は、新入社員の頃はかなり低いです。
他業界の友人のほうが多くもらっていることも珍しくありませんでした。
しかし、5年目6年目くらいになると結構な額をもらうことが出来ます。
新入社員の頃と比較すると、額面で年収150万円くらい増えていると思います。
世間の平均年収よりは多く頂いていました。
しかし、転職先はベンチャー。間違いなく給料は下がります。
年収600万円以上でなければ転職は認めない!
僕は厳しいなぁ、と思いつつ了承しました。
結果的には600万円未満での転職となりました。
ごめん。。。
原因その3 家賃補助がなくなる
大手企業のなかには、手厚い福利厚生の一環として家賃補助や借り上げ社宅制度を設けているところがあります。
僕が勤めていた銀行もその中の一つです。
条件を満たせば借り上げ社宅に住むことが可能。
補助はなんと月60,000円!
しかも借り上げ社宅なので、補助分は所得になりません。
よって税金がかからないのです。
家賃補助なくなると生活が全く変わる!
妻は多少給料が下がることより、家賃のことを気にしていたような。
妻が転職を認めた理由
結局、私が言い出したら聞かないことを妻が思い知っているから、認めざるを得なかったのかな、と思います。
負担かけて申し訳ない。
僕が転職したがっていた
何よりも、私自身が転職したい、やりたいことを仕事にしたいと強く思っていたことが伝わったのかな、と思います。
妻も子どもも大事だけど、僕は自分の人生を生きたい。
金の稼ぎ方なんて会社からもらえる給料以外にもいくらでもある!
転職するにあたっての条件
妻が提示した条件がいくつか。
それさえ呑めば転職してもよい、との反応に。
お小遣い大幅カット
月30,000円だった僕のお小遣いは、月8,000円減額することになりました。
いい機会だ、ランチ抜きにチャレンジしよう!
副業で補填する
給料が足りない分は、副業で補填するという条件です。
これは、僕から提示した条件です。
金融関係のライティングを受注できないかな、と。
転職エージェントさんがご厚意で仕事を紹介してくれたので、やってみようと思います。
家を買う
家賃の自己負担が増える!高い家賃払うくらいなら、住宅ローンを組んだほうがいい!
この考えは、目先のキャッシュフローしか見ていないので危ない考えです。
家を買うということは、自分の資産ポートフォリオの大部分を不動産に突っ込むことです。
しかも、借金してレバレッジかけてまで。
今後、人口が減少する中で不動産の価値は下がる一方でしょう。
なんとか、中古の物件をリフォームしたりして安く購入したいと考えています。
妻の考える居住条件と、価格面で折り合いがつく物件を探します。
妻へは申し訳なく思っておりますし、感謝してます
妻には、とても負担をかけました。
特に精神的に。
育児がしんどいときに僕が転職するなんて言うもんだから、胃痙攣をおこしてしまって。
子どもが風邪をひいているのに東京まで面接に行って、物理的にも負担をかけたこともしばしば。
次の会社は残業がないので、妻の負担を軽くできたら、と思っています。
以上、嫁ブロックの突破経験談でした!
怖くて妻にインタビューできていないので、そのうちリライトしますよ!
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