wiseとはエストニア出身の2人によって2011年にスタートした海外送金サービスです。
国内の銀行はもちろん、ウエスタンユニオンと比較しても、安く・早く・わかりやすく海外への送金が可能です。
この記事ではwiseのご紹介と実際に使ってみての感想などをシェアします。
こちらのリンクからアカウントを作成すると、75,000円分までの送金手数料がタダになります。ご活用下さい。
wiseの概要
wiseは2011年に誕生したサービスで、エストニア出身の2名がロンドンで働いているときに着想、具体化したサービスです。
2021年7月にダイレクトリスティングによってNASDAQに上場、創立者の2人はビリオネアの仲間入りをしました。
実際に海外送金をする際に、wiseとウエスタンユニオンの両方を試しましたが、wiseのほうが直感的に操作しやすい印象を受けました。
ログイン時にSMS認証があるので、セキュリティ的にも安心です。
wiseの送金コスト
まずはコストについて見てみましょう。ここでは10万円をアメリカに送金した場合を仮定します。
wise・ウエスタンユニオン・ネットバンク(楽天銀行)・メガバンク(三菱UFJ)の4つを比較したいと思います。
送金手数料 | 為替手数料 | 合計 | |
wise | 745円 | なし | 745円 |
ウエスタンユニオン | 2,000円 | あり | 2,000円以上 |
楽天銀行 | 4,750円 | あり | 4,750円以上 |
三菱UFJ銀行 | 3,000円 | あり | 5,500円以上 |
- wiseの手数料はこちらでシミュレーションできます。
- ウエスタンユニオンの手数料:送金手数料はこちらを参照、為替手数料はこちら、実際のレートとの乖離から4円と推測(高すぎない?)。
- 楽天銀行はこちらを参照。為替レートについては「海外送金サービスの通貨換算に適用する為替レートは、当行所定の時点・方法により特定される一般的な銀行間外国為替相場に当行所定の為替ざやを加算したものです。」とだけ記載があり、具体的なレートはわかりませんでした。
- 三菱UFJ銀行はこちら。送金手数料はインターネット利用時のもので、店頭だと7,000円かかります。為替手数料は円為替取扱手数料2,500円+αになるはずです。
銀行の為替手数料がわからなかったので、ちゃんとした比較は難しいのですが、wiseの手数料が圧倒的に安いことはわかると思います。
例えば為替手数料が1ドルあたり1円であれば、10万円送ると1,000円くらい発生するものと思って下さい。ウエスタンユニオンや銀行だと発生するその手数料が、wiseだとないのです。
ちなみに、私がタイに約40,000円(12,000タイバーツ)を送金した際の手数料は538円でした。
送金にかかる時間
実際にwiseを使ってタイの友人の口座へ送金したところ、なんと30分で友人の口座に反映されました。
wiseの送金が早いのにはカラクリがあって、実は海外送金をしていないのです。
資金の流れは以下の通りになります。日本から海外へは、直接資金が移動していないんですね。
- 私の銀行口座からwiseの日本銀行口座へ振り込み
- wiseが着金を確認したら、wiseの海外銀行口座から受取人の口座へ送金が行われる
銀行の場合は、預かった資金を海外の銀行口座へ届けます。場合によっては、コルレス銀行と呼ばれる大手銀行を経由する必要があるので、コストも時間もかかってしまうのです。
wiseの使い方
使い方はとっても簡単。PCでもスマホのブラウザでもiPhoneアプリでも利用できます。
- 送金額を入力
- 送金先を選択(自分自身・自分以外・ビジネスor寄付)
- 送金相手の銀行情報を入力
- 確認
- wiseの日本口座へ振り込み
初回は本人確認のために、マイナンバーカードなどの書類やセルフィーの画像提出が必要です。
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