ウェルスナビは手数料が高いのでやめました!自分で再現したらコストは90%減

投資

流行りのロボアドバイザー、WealthNavi (ウェルスナビ)。2020年12月に上場を果たし、ウェルスナビ自体が投資対象としても注目されています。

この記事では、ウェルスナビが向いている人はこんな人!という点と、なぜ私がウェルスナビを辞めたのか、を紹介します。私は向いていない人だったようです。

ちなみに、私はWealthNaviと「お金のデザイン」が提供するTHEOを利用していました。

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ウェルスナビとは

ウェルスナビは、複数のETF(上場投資信託)に自動で分散投資、適宜ポートフォリオを見直してくれるサービスです。

基本的にお任せ運用で、ETFの選別・リバランス(値動きに応じて崩れたポートフォリオを整えること)・デタックス(自動で損を確定し買い戻すことで税金を減らすこと)など全てウェルスナビがやってくれます。

ウェルスナビが向いている人

さて、ウェルスナビが向いているのはこんな人です。

  • 投資初心者
  • 安定した運用をしたい
  • お任せ運用がいい
  • コストにシビアでない

私は個別株などを自分の判断で売買するのが好きなので、ウェルスナビはむしろヤキモキするサービスでした。

そして、後述しますが、ウェルスナビは手数料が高いです。

ウェルスナビの手数料

ウェルスナビなど、ロボアドバイザーと言われる投資商品は、だいたい年間1%の手数料がかかります。

ウェルスナビのポートフォリオを構築しているのはETFという投資信託です。主要なネット証券口座があれば誰でも買えるものです。

ETFのコストは、だいたい年間0.1%程度であることが多いです。

ETFを束ねただけで1%のコストを持って行かれるのはどうなんだろう?リバランス・デタックスの手間賃としては割高じゃないかしら。

実際にウェルスナビのポートフォリオを自力で再現してみたら?をシミュレーションしてみました。

ウェルスナビポートフォリオ再現

前提条件は以下の通り。

  • リスク許容度は(最も高リスク)
  • 2018年9月23日のポートフォリオを再現
  • 信託報酬はSBI証券で調査

WealthNaviポートフォリオとコスト一覧

投資対象ETF名コスト構成割合
コスト×構成割合
米国株VTI0.04%34%0.01%
日欧株VEA0.07%34%0.02%
新興国株VWO0.14%14%0.02%
米国債券AGG0.05%5%0.00%
GLD0.40%8%0.03%
不動産IYR0.43%5%0.02%

構成割合で加重平均をとったコストの平均は・・・

0.11%!!!

ウェルスナビのほぼ1/10ですね。

一番上のVTIは米国株に広く投資をするETFで、投資している個人投資家も多いです。

ウェルスナビの活用方法、その後の展開

ウェルスナビの活用方法は2つだと思います。

  1. 投資勉強・お手本として
  2. コストには目をつぶり継続運用

投資勉強・お手本として

まず、金融商品に投資したことが無い人が第一歩を踏み出すには良いと思います。やがて、ナマでETFに投資したり、ETFの中身である個別株に投資したり。

あるいは10万円だけウェルスナビを利用して、90万円は真似して自分でETFを買う、など。

だんだん踏み込んでいくことができるようになるといいと思います。

コストに目をつぶり継続運用 (つみたてNISAでいいんじゃない?)

まぁ、コストが高いといっても1%未満の世界の話です。

投資の勉強をするにも時間やお金を対価にする必要があります。

本業の仕事であったり、趣味であったり、何か投資以外のことに時間や体力をかけることを優先するなら、ウェルスナビを継続運用しても良いと思います。というか、ウェルスナビが想定している顧客は、私のような投資好きでなく、こういったスタンスの人なのでしょう。

まぁ、「投資にリソースを割きたくない、でもなるべく安定したリターンが欲しい」というならば、ウェルスナビやるより楽天証券などのネット証券でつみたてNISAを活用して、世界株や米国株のインデックス投信を定期購入した方がいいと思いますけどね・・・。

税優遇は大きいと思います。

まとめ

WealthNavi は、敷居の低さや管理の楽さなどのメリットはあります。

しかし、手数料が割高なことも事実。

投資経験のない方、自信のない方はウェルスナビから始めてみて、興味が出てきたら自分でETFや個別株などにチャレンジして頂くのがいいと思います。

投資に労力を割きたくないなら、つみたてNISAなど。

チャレンジをするなら楽天証券がお勧めです!

私は楽天証券を利用しています

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