ETFって何?投資信託との違いは?ETFの生い立ちから解説!

株式投資

投資を始めた人なら耳にするであろう「ETF」。

ETFって何?投資信託との違いは?どうして違いが生まれたの?

そんな疑問に答えます!

ETFも投資信託の一種ですが、わかりやすくするためにこの記事では「ETF」「投資信託」と区別します。

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ETFとは?

ETFとは上場している投資信託のことです。  Exchange-Traded Fund の略です。「市場で売買されているファンド」という意味です。

「米国株」「新興国株」「日本株」「米国REIT(不動産)」などのくくりでテーマが設定されています。

ETFと投資信託の違いをざっくりとまとめると以下の通り。

ETF投資信託
売買できるタイミング取引所の取引時間内取り扱い金融機関の営業時間
売買価格リアルタイムで変動1日1回基準価格を算出
信託報酬低め高め
売買手数料安め高め

複数の銘柄に少額から投資できるようバスケットにしたものが投資信託で、そのバスケット自体に値段がついているのがETFです。

アクティブ運用とパッシブ運用

ETFを含む投資信託の運用スタイルにはアクティブ運用とパッシブ運用の2種類があります。

アクティブ運用とは、ベンチマークとする指標(日本株だとTOPIXとか)を上回る成績を目指すものです。

運用者(ファンドマネージャー)の目利きや判断、プログラム売買などを行って高いパフォーマンスを目指すため、パッシブ運用に比べてコストが高い傾向があります。

パッシブ運用はベンチマークと同じように騰落することを目指す運用スタイルです。ETFの多くははパッシブ運用です。

例えば私が利用している楽天証券ですと、手数料ゼロからETFを購入できます。(参考

おススメはパッシブ運用

運用者の目利きに信託報酬以上の価値があると思えれば、アクティブファンドも選択肢としてあるでしょうが、個人的にはおススメできません。

なぜなら、アクティブファンドの70%(だっけ?)は、長期的にはパッシブ運用を上回る投資成績を出すことはできない とか、猿がダーツを投げて組んだポートフォリオの運用結果がアクティブファンドより良い成績だったとか言われているからです。

詳しく知りたい方は下記で紹介している書籍を手に取ってください。投資家にとって必須の名著です。

アクティブファンドがおススメできない理由がもう一つ。それはコストです。 最近は販売手数料の減額・無料化の傾向がありますが、信託報酬というコストも毎年かかります。

特に銀行や証券会社などの販売会社の店舗で購入するのはお勧めできません。だいたい販売手数料が高く設定されているからです。

売買手数料が販売会社の収益の源泉ですから、彼らは手数料が高いものをお勧めしてきます。

私が勤めていた銀行でも、獲得した手数料が個人の成績になるインセンティブ設計でした。

まとめると、販売手数料&信託報酬のダブルパンチで高コストなのがアクティブファンドです。それ以上のリターンを上げてくれるファンドなのか判断が必要になります。個人的にはそこの見極めをするなら個別株に手を出したいと思います。

「ウォール街のランダム・ウォーカー」は、市場の動きはランダムであり予測不可能。であれば手数料と税金から極力逃れることが勝ちパターンであるということを滔々と語っている本です。

ETFの歴史

歴史について調べたら、広瀬隆雄さんの書いたコラムを見つけました。

ETFとは?初心者入門
ETFはエクスチェンジ・トレーデッド・ファンドの略です。エクスチェンジとは取引所を指します。ファンドは投資信託を指します。つまり「取引所でトレードされる投信」なのです。日本語では上場型投信と呼ばれています。 ETFは株の

こちらによると、ETFのはしりは 1993年に米国の運用会社「 ステート・ストリート・グローバル」が開発した 「SPDR S&P500 TRUST ETF 」というもの。

アメリカン証券取引所(今のニューヨーク証券取引所:NYSE)がナスダックという(当時は)新興の市場に対抗するべく開発されたそうです。

NYSEとナスダックの違いはこちらがわかりやすかったです。

ざっくりまとめると、NYSEは重工業などのオールドエコノミーナスダックはヘルスケアやITなどのニューエコノミー産業の企業が上場しているとのこと。我々日本人が取引するうえでは気にしなくていいでしょう。

90年代は100銘柄に満たない数に留まっていたETFですが、2008年には728銘柄にまで増加しました。

日本においては、バブル崩壊後の1995年に初のETFが誕生しました。野村アセットマネジメントが組成した日経300連動型のETFです。

その後、2001年に銀行が保有している株式を政府が買い上げるための器としてETFが育って行きました。

今でも、日銀がETFを購入することで日本株式市場を下支えしています。

以下、参考記事です。

ETFの歴史①~日本編~1995年 日本初のETFが登場
日本で初めてETF(上場投資信託)が登場したのは、1995年のことです。1995年5月、野村アセットマネジメントの「日経300株価指数連動型上場投資信託(日経300投信)(東証1319)」が設定・上場されました。日経300指数に連動するETFで、現在、日本で一番歴史のあるETFです。 …

ETFと投資信託の違い まとめ

  • ETFは上場しており、投資信託は非上場
  • ETFの方が流動性が高い(換金しやすい)
  • 投資信託は高コストなアクティブファンドもあるのでよく吟味すること
  • ETFはアメリカの証券会社間の競争の果てに生み出された

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