米国株式投資家のみなさん!
米株やETFを売却した後って、資金をどうしていますか?私は米ドルのまま証券口座に置いていました。
しかし、証券口座の米ドルには金利が付かないんですよね。せっかく日本円より高金利な通貨なのにもったいない。
そこで、米ドル建てMMFの活用をご提案します!
外貨建てMMFとは
外貨建ての高格付けの短期債券を中心に運用するファンドです。
毎日運用実績に応じた分配が行われ、その月の分配金を月末にまとめて元本に再投資する1ヵ月複利の商品です。
少額からの申込・換金が可能です。 NISA利用は不可。
楽天証券でのドル転手数料が無料に!(2023年12月より)
2023年12月に楽天証券の外国為替手数料が無料になりました。
ログイン後、その他商品タブ→外国為替でドル転ができます。私はドル安のタイミングで適宜ドル転してます。
米ドル建てMMFのメリット
外貨建てMMFもメリットはシンプルで、ドルの待機資金に金利がつくこと、MMFの資金を使って直接米国株を購入できること、の2つです。
2023年12月末現在、5%近い金利がつくので、証券口座にドルで入りっぱなしの人や、銀行のドル建て預金にしている人は検討していいのではないでしょうか。
金利(分配金)がつく
こちらが2023年12月末時点のMMF。
証券口座の米ドルには金利が付きませんが、MMFには金利(分配金)がつきます。
例えば、楽天証券で取り扱っているゴールドマンサックス米ドルファンドであれば、年率4.896%です。
ただし、管理手数料がマックス0.7%発生します。一向にかまわん。
MMFを使って米国株・ETFを購入できる
楽天証券の場合は、米国株・ETFを購入する際にMMFを使って購入することが出来ます。
いちいち解約しなくていいのがいいですね!
ちなみに、解約はファンドがお休みの日以外はいつでも可能です。お休みの日はカレンダーで確認できます。
SBI証券の場合は、解約次第米国株の買い付け余力に即時反映されるようです。
価格変動リスクは小さい
こちらの左側の画像をご覧いただきますと、1口当たり純資産価格はほぼ変動していないことがわかると思います。
また、右側の画像を見てみると、あらゆる株・債券と比較して価格の変動幅が小さいことがわかると思います。
外貨建てMMFの注意点
とても便利なMMFですが、注意点があります。
元本保証ではない
こちらはGS米株ファンドの実質組み入れ上位10銘柄です。
ほぼ金融債ですね。短期債券ですし、リスクは小さいですが、ゼロではありません。
為替リスクはある
米ドル代替の米ドル建て金融商品なので当然ですが、為替リスクはあります。
どうせドルで資金を持つよーって人にとっては、気にしなくていいリスクですね。
金利が変動する
2023年末は5%の金利が付きますが、米国の金利状況によっては変動します。実際、2021年あたりは1%程度でした。
将来の利回りは保証されていない点はご認識ください。
日本円から外貨建てMMFを購入すると両替手数料がかかる
日本円から直接外貨建てMMFを購入すると、手数料がかかります。片道25銭です。100万円を両替したら2,500円ですね。
手間はかかりますが、一回「リアルタイム為替取引」でドルにしてからMMFを購入するようにしましょう。
また、米国株を売却した場合のドルは自動でMMFに振り替えられるわけではないので、都度MMFの買い付けが必要です。
私は楽天証券を利用しています
楽天証券のおすすめポイント
- 米ドルMMFから米国株を購入できる
- 楽天銀行と連携すれば普通預金金利が0.01%(メガバンクの100倍)になる
- 楽天証券のアプリ「iSPEED」が使いやすい(Appstoreレビュー数5,000以上/★4)
- 楽天銀行のアプリも使いやすい
- iSPEEDで日経新聞の記事が無料で読める
- 投資信託・ETFの取扱数が多い
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