米国株式投資家のみなさん!
米株やETFを売却した後って、資金をどうしていますか?
私は米ドルのまま証券口座に置いていました。
しかし、証券口座の米ドルには金利が付かないんですよね。せっかく日本円より高金利な通貨なのにもったいない。
そこで、米ドル建てMMFの活用をご提案します!
外貨建てMMFとは
外貨建ての高格付けの短期債券を中心に運用するファンドです。
毎日運用実績に応じた分配が行われ、その月の分配金を月末にまとめて元本に再投資する1ヵ月複利の商品です。
少額からの申込・換金が可能です。
NISAは対象外になるようです。
米ドル建てMMFのメリット
そもそも、米株を購入・売却をするときに日本円を使っていませんか?
日本円しかないときは仕方ありませんが、私はなるべく一度米ドルにした資産は円転しないようにしています。
理由は、為替リスクヘッジと両替手数料の節約のためです。
米国株・ETFを売却した資金はなるべく米ドルのまま保有しましょう。しかし、証券口座内の米ドルには金利が付きません。
そこで、証券口座内の米ドル代替としてMMFが活きるわけです。
金利(分配金)がつく
証券口座の米ドルには金利が付きませんが、MMFには金利(分配金)がつきます。
例えば、楽天証券で取り扱っているゴールドマンサックス米ドルファンドであれば、年率1.230%です。
ただし、管理手数料がマックス0.7%発生します。なので、0.53%からが実質利回りですね。
MMFを使って米国株・ETFを購入できる(楽天証券)
楽天証券の場合は、米国株・ETFを購入する際にMMFを使って購入することが出来ます。

いちいち解約しなくていいのがいいですね!
ちなみに、解約はファンドがお休みの日以外はいつでも可能です。お休みの日はカレンダーで確認できます。
SBI証券の場合は、解約次第米国株の買い付け余力に即時反映されるようです。
価格変動リスクは小さい

こちらの左側の画像をご覧いただきますと、1口当たり純資産価格はほぼ変動していないことがわかると思います。
また、右側の画像を見てみると、あらゆる株・債券と比較して価格の変動幅が小さいことがわかると思います。
外貨建てMMFの注意点
とても便利なMMFですが、注意点があります。
元本保証ではない

こちらはGS米株ファンドの実質組み入れ上位10銘柄です。
ほぼ金融債ですね。短期債券ですし、リスクは小さいですが、ゼロではありません。
為替リスクはある
米ドル代替の米ドル建て金融商品なので当然ですが、為替リスクはあります。
円ベースで見ると、かなり変動がありますが大部分は為替によるものです。
リターンは少ない
低リスクで流動性が高いので、必然的に低リターンです。
とはいえ、年率1%以上で回るので証券会社は「安全で高利回り」を謳っています。私は高利回りではないと思いますけど。
日本円から外貨建てMMFを購入すると両替手数料がかかる
日本円から直接外貨建てMMFを購入すると、手数料がかかります。片道25銭です。100万円を両替したら2,500円ですね。
結構痛いですが、米国株を買うにしても米ドルに両替するにしてもMMFを購入するにしても、一度はかかる手数料です。
一度米ドルにしたら、なるべく円に戻さないようにしましょう。
ちょっとだけめんどくさい
購入前に目論見書の閲覧が必須です。
投資信託と同じですね。
外貨建てMMFまとめ
- 低リスク
- 高流動性(すぐ換金できる)
- 利回りは低いけどゼロではない
ということで、証券口座に米ドルの待機資金があるかた、MMFを利用して資金効率を上げましょう!
私は楽天証券を利用しています
楽天証券のおすすめポイント
- 米ドルMMFから米国株を購入できる
- 楽天銀行と連携すれば普通預金金利が0.01%(メガバンクの100倍)になる
- 楽天証券のアプリ「iSPEED」が使いやすい(Appstoreレビュー数5,000以上/★4)
- 楽天銀行のアプリも使いやすい
- iSPEEDで日経新聞の記事が無料で読める
- 投資信託・ETFの取扱数が多い
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