今日、わたと散歩をしていたら衝撃の光景を目撃しました。
タイトルの通りなのですが、公道で犬をノーリードで散歩させてる人がいたんです。しかもなんと、飼い主はビッグスクーターに乗っている。犬はミニチュアダックス。おいおい!
あまりにヒドいものだったので、ツイッターとインスタグラムに投稿してもおさまらず、こうして記事にしました。
怒りをぶちまけるとともに、危険な散歩をしている飼い主を見かけたときにどうすればいいかについても後述しますので、何かの参考になれば幸いです。
ことの顛末
わたさんと散歩をしていたある土曜日の昼下がり。
ミニチュア・ダックスフントが一人でとことこ歩いていました。
脱走してしまったのでしょうか。
道は、某都内公園沿いの道。
豪邸が立ち並ぶ壮観な道です。
交通量は多くありませんが、車も通行します。
歩行者、自転車はバンバン通ります。
犬の散歩をしている人もたくさんいます。
大きめの交差点近くで目撃しました。このままではダックスちゃんが轢かれてしまう。
危ない!!!!
と思って、保護しようと間合いを詰めていたら、
出ちゃだめだよー
という声が。
声の主は、信号待ちをしていたビッグスクーターにまたがったおっさん。
ただの通りがかりか?もしや?
もしかして、あなたの犬ですか?
そうだよ
そうだよじゃねーよ!!
流石にバイクに乗ってノーリードは危ないっすよ
大丈夫!6年これでやってるから!
大丈夫じゃねーよ!!
そして、信号が青に変わりバイクは走り去っていきました。
ダックスはその少し前を走っていました。
6年もやってて、誰からも注意されなかったのかよ・・・。
今回みたいに注意されても無視したのかよ・・・。
今回の事件は以上です。
ノーリード&バイクに乗った散歩がなぜ危ないか
人並の想像力があれば、今回の行動がいかに危険かわかりそうなものです。
あえて何故バイクに乗ってノーリードで犬の散歩をすることが危ないかをまとめます。いや危なくない要素のほうが少ない。
ノーリードで散歩することによるリスク
- 犬が脱走するリスク
- 犬を制御できず、第三者を怪我させてしまうリスク(噛んだり、驚いた通行人が転んで怪我をしたり)
まず、犬がいなくなってしまうリスクがあります。
脱走した先で車に轢かれることも容易に想像できます。
また、犬が他の犬や人間に噛みついて怪我をさせてしまうリスクがあります。
その場合、損害賠償金を支払わなくてはならないケースは珍しくありません。
金銭で解決できればいいですが、最悪の場合殺処分にされてしまう可能性だってあるんです。
(参考:ペットの安心.com)
蛇足ながら、ペット保険の中には第三者に損害を与えてしまった場合の補償をしてくれるものもあります。一度資料を取り寄せてみては
バイクに乗って散歩をすることによるリスク
- 飼い主が前方不注意により事故を起こすリスク
- 犬が脱走した時に見失うリスク
- 犬を自ら轢くリスク
当然、犬の様子を気にかけながらバイクを運転するでしょうから、運転がおろそかになります。
また、犬がバイクでは入れないところに逃げ込んでしまった場合、バイクを停車させている間に見失ってしまうでしょう。
そもそも、自分で轢き殺さないかと怖くないんでしょうか。あたまおかしいよ
ノーリード&バイクで犬を散歩させることは法令に違反していないか?
ノーリードでの散歩は条例で禁じられている
例えば、練馬区のホームページには以下の記載があります。
散歩の時は引き綱をつけましょう
放し飼いは、他の人に危害を加える恐れがあるだけでなく、犬が交通事故にあう危険性もあります。散歩など外出するときは、必ず引き綱をつけてください。また、引き綱は短く持ち、犬が他の人に飛びつかないように気をつけましょう。
まぁ、当たり前です。
バイクで散歩をさせることは法律違反?
『警察官は、第五十八条の三第一項及び第二項の規定による場合のほか、車両等の乗車、積載又は牽引について危険を防止するため特に必要があると認めるときは、当該車両等を停止させ、及び当該車両等の運転者に対し、危険を防止するため必要な応急の措置をとることを命ずることができる。』
「危険を防止するために必要である」と認められれば、立派な違法行為です。
反則金を取られる可能性があります。
ちなみに、自転車も車両に含まれます。
ノーリード&バイクで散歩をしているバカタレを見たらどうすべきか?
その場で注意しても、今回のように聞き入れてもらえないこともあるでしょう。
そもそものような行動をする非常識な輩なので、変に恨まれたりするのも怖いです。
なので警察に対応してもらいましょう。
私は帰宅後、実際に警察に電話しました。
初めて110番に電話しました。
私がコレを目撃してから1時間が経過していたのですが、
「まだ本件の飼い主が近くにいるかもしれないし、この地域は子どもの遊び場になっており危険なので、至急警官が向かいます。また見かけたら、ご連絡ください。」
とのことでした。
この警官、デキる!!
今回の事件で思ったこと
まず、ノーリード散歩もバイクに乗って散歩をすることもとても危険です。
その危険を冒してまでも得るものはありません。
歩くのが面倒くさいだけでしょう。
犬も危ない。周囲のひとも危ない。通行する車だって、たとえ飼い主が100%悪くても犬を轢いてしまったら嫌な気分になります。
モラルも、マナーも想像力も欠如している人間に犬を飼わないで頂きたいです。
犬に対する世間からの目が厳しくなってしまいます。
まだ、車も人も通らない田舎道であれば、僕もうるさく言いません。
また、ボーダーコリーやボルゾイのような運動量が必要な犬種を、自転車で散歩させる人を見かけることがあります。
ホントはよくないんでしょうけど、個人的には一定の理解はできます。
でも、ミニチュア・ダックスフントをノーリードでバイクで散歩って・・・。なんで犬を飼った?
危険な散歩をしている人がいて気になったら、警察に通報しましょう。
それが愛犬家全体を守ることにも繋がります。
実家でダックスを飼っているので、なお一層怒りがこみ上げました。
では!
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