資産形成には積立NISAよりNISAのほうが良いと思う理由

投資

巷では、資産形成の一歩めとして「iDeCo積立NISA」がセットで挙げられることが多いです。

ちょっと待った!

なんでNISAじゃなくて積立NISAなの!?

個人的には積立ではないNISAのほうが資産形成にお勧めです。

NISAと積立NISAの違いから、なぜNISAがおすすめなのかなどを書きたいと思います!

そもそもNISAってなんやねん?という方は金融庁のHPを見てみることをおすすめします。
めちゃめちゃ綺麗にまとまってます。

NISA特設ウェブサイト : 金融庁
NISA(少額投資非課税制度)のしくみや投資について基本から解説します。制度の内容、メリット・デメリ...
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NISAと積立NISAの違い

NISAと積立NISAの違いは、大きく以下の3点です。

どちらか片方しか開設できないので、検討したうえで口座を開設しましょうね!

  • 制度存続期限
  • 非課税年数
  • 投資できる年間の金額
  • 投資できる対象
NISA積立NISA
期限2023年購入分まで2037年購入分まで
年数5年20年
金額年間120万円年間40万円
対象ETF
投資信託
国内個別株
海外個別株
REIT
 など
ETF(3本)
投資信託(162本)

※2019年9月12日時点。
最新情報は金融庁HP参照

NISAと積立NISAの制度存続期限

期限については、積立NISAのほうが有利です。

NISAは2023年購入分まで適用されます。そこから5年間なので2027年まで非課税で投資が可能です。

対して積立NISAは2037年に購入した分までが対象で、そこから20年間保有できますので、最長2056年まで非課税で投資が可能です。

なお、NISAと積立NISAの期限については、金融業界から恒久化が要望されています。

2000万円問題の件もあるし、恒久化せめて延長処置くらいあると嬉しいのですが・・・

平成 31 年度(2019 年度)税制改正に関し、家計の自助努力による資
産形成を支援するため、つみたて NISA の投資可能期間(制度期限)を延長すること~

http://www.jsda.or.jp/about/teigen/zeisei/files/1811_zeisei.pdf

NISAが終わってから積立NISAに切り替えればよくない?

とりあえず、2028年まではNISA制度が継続するようです。

ただし、2024年以降は改定されてわかりにくく、使いづらくなってしまいます。

これを機につみたてNISAに移行するのはアリかもしれません。

購入した運用商品の保有可能年数

NISAは購入してから5年間、積立NISAは20年間保有可能です。

これは積立NISAのほうが有利ですね。

しかしNISAにはロールオーバーがある!!

ロールオーバーとは、5年保有した運用商品をそのまま5年後の年のNISA枠を利用して保有し続けることが可能になる制度です。

出典:SBI証券HP

ロールオーバーする場合、保有していた資産が含み益を出していて120万円を上回っていた場合でも全額可能です。

ただし、その年のNISA枠は使い切ってしまうことになります。

ロール―オーバーを利用すれば、NISA非課税枠を利用して10年間投資することが可能です。

ロールオーバーをするには手続きが必要なので、お気を付けください。具体的な手続きはご利用の証券会社名&ロールオーバーでググりましょう。

手続しないと課税口座に移管されます。

あるいは、5年以内に売却するつもりで投資するのもいいかと。

非課税枠は積立NISAが有利

非課税枠はNISA120万円に対して積立NISAは40万円(年間)。

トータルで比較するとNISAは120万円×5年=600万円、積立NISAは40万円×20年=800万円なので積立NISAが有利とも言えるかもしれません。ちょっと気長すぎる気がしますけれど。

投資に回せるお金が年間40万円を下回る人はこのメリットがないので積立NISAの方がいいかもしれませんね。

対象運用商品はNISAが有利

制度を利用して購入できる運用商品の種類・数はNISAの圧勝です。

積立NISAは国が認めたインデックス投信158銘柄+アクティブ投信18銘柄のみ。

エラー404 お探しのページは存在しません。:金融庁

NISAはETFや投資信託はもちろん、国内外の個別株なども対象になります。数えきれません。

出典:金融庁HP

NISAと積立NISA まとめ

そんなわけで、私はとりあえずNISAを利用して、予定通りに制度が終了したら積立NISAに移行すればいいと考えています。

とはいえ、ケースバイケースなので、こういった人は積立NISAの方がいいかなと思う例を挙げてみます。

  • 投資に回せる金額が年間40万円以内
  • 投資・運用の勉強をするつもりはあまりない

私は楽天証券を利用しています

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