トラリピでメキシコペソが運用可能に!設定すべき?【マネースクエア】

投資

2019年5月26日(日)マネースクエア社のトラリピがリニューアル。取引できる通貨ペアが増えます。

参考:マネースクエアホームページ

それにより、新たにメキシコペソを取り扱うことができるようになりました!

この記事では、メキシコペソについて基本的な知識をまとめ、メキシコペソを設定するか考える材料を提供したいと思います!

マネースクエア

2020年3月26日追記

コロナショックに端を発する原油価格暴落により、メキシコペソも大幅下落。さらに利下げによるスワップ低下。メキシコペソの取引妙味は無くなったと思います。

普通にドル円を売買する方が儲かりやすいです。

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メキシコってどんな国?

場所はアメリカの南に位置する国です。

ビーチリゾートの「カンクン」は人気観光地ですね。

国土は日本の約5倍。

若い人の割合が多く、まだまだ発展途上。これからの成長が期待できる国です。

輸出入の大部分をアメリカに依存しており、輸入の約半分、輸出の8割が対アメリカものです。

治安が悪く、ドラッグ使用者が多いなど、国家として不安定ですが、成長著しい国の一つと考えていいでしょう。

メキシコペソの特徴は?

前述の通り、メキシコはアメリカの景気の影響を受けやすく、メキシコペソは米ドルとの相関も高いです。

銀・原油・天然ガスの産出国であるため、エネルギー関連の価格変動の影響も大きいです。

発展途上国の通貨なので、価格変動幅が大きく、かつスワップが高い特徴があります。

同じく発展途上国の高スワップ通貨と比較するとこんな感じ。※トラリピ3/26時点

  • メキシコペソ:3円
  • 南アフリカランド:3円
  • トルコリラ:3円

ちなみに売りスワップは113円なので、売りの長期保有は私はしたくないですね。

トラリピはスワップ条件が悪いので、スワップ狙いであれば他社をお勧めします。

私は売り買いのスワップが同額で、かつ買いスワップが高めなトレイダーズ証券の「みんなのFX」をおすすめします。 それでも5円ですが・・・。

価格の推移 チャート

メキシコペソ×円 月足

一目瞭然で下降トレンドです。2020年2月からコロナショックによる原油湯価格暴落でさらに値を下げています。

2017年からは安定していたのですが、底を割ってしまいました。

メキシコペソの特徴

メキシコペソの長所と短所をまとめます。

スワップ⇒消滅

高金利通貨として人気のあったメキシコペソ。

2020年2月のコロナショック以降に行った利下げによりすっかりスワップもなくなってしまいました。

メキシコは資源国である

カナダやオーストラリアと同様、資源国は国としての力があります。

将来的な成長も期待できるでしょう。

しかし、資源価格に大きく依存している産業構造であるため、もし原油が下落することになれば一緒に落ちてしまいます。逆もしかり。

新興国通貨である

メキシコはトルコ・南アフリカ同様、新興国です。

新興国は景気の影響を受けやすく、大幅な相場変動によりロスカットを食らうリスクもあるでしょう。

また、大幅な下落から立ち直れずに含み損を抱え続ける可能性もあります。

そもそも新興国通貨は下降トレンドであることが多く、あまり長期保有には向きません。

トランプ政権からの風当たり

メキシコは輸出入の大部分をアメリカに頼っています。

しかし、トランプ大統領はメキシコとの国境に壁を作ったり、アメリカメーカーの生産拠点をメキシコから撤退させようとしたりと、メキシコへは厳しい対応をしています。

メキシコの安い人件費がアメリカの景気に悪影響を及ぼす、

メキシコからドラッグなどの望ましくないものも入ってくる、

不法入国者が後を絶たないなどを懸念しているようですね。

トランプ大統領の気持ち一つでメキシコペソ相場が荒れることもあるかもしれません。

まとめ メキシコペソ、設定する?

う~ん・・・。

正直悩みます。

結論、私は設定するつもりです。

スワップが欲しければカナダドルでいいし、ボラティリティが欲しければ英ポンドでいいかな、という気がしていますが、モノは試しで。

メキシコが将来的な成長つまり値上がりする可能性もあると思いますし。

あまり注文量多くせず、触るところから始めてみたいと思います。

2019年5月26日から、メキシコペソを注文できるようになっております。私の設定内容はこちら!

https://wp.me/p9Z0wE-vd
マネースクエア

追記 メキシコペソは撤退しました

2020年2月のコロナショックでメキシコペソは6円近くから4.3円までペソ安になりました。

1万通貨、つまり6万円分もっていたら1万7千円の損失を抱えたことになります。

余談ですが、私はトラリピ以外でもメキシコペソを取引しており、最大で100ロット近く抱えておりました。結果はもちろん大損です。

新興国通貨は相場変動時に大きく影響を受けてしまうので、長期的に取引するには不向きだと実感しました。

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