QRバーコード決済各種サービスの感想を勝手気ままに【キャッシュレス】

広告
お金のこと

バーコード決済、流行ってますね。

どこのサービスが良くて、これからどんな展開になるでしょう?

キャッシュレス決済好きなわたぱぱが、勝手に独断と偏見に満ちた感想と、今後の事業展開について予想します。

本命 LINE Pay

個人的に、最もこのバーコード決済戦争を制しそうなのはLINEだと思っています。

私がよく利用しているだけかもしれませんが・・・

理由を述べます。

本業のLINEの普及率の高さ

スマホを使っている人で、LINEをインストールしていない人はなかなか居ません。2018年10月時点で7,600万人のユーザーがいるそうです。(参考記事

LINEがサービスを始めたころは、

「韓国企業だ!」「個人情報が漏洩する!」

とか言っている人が多かったのですが、あっという間にコミュニケーションインフラとしての地位を確立しましたね。

で、なんでインストールされていると強いか、です。

LINEを開くとわかりますが、LINEアプリ内でLINE Payが利用できちゃうんです。

新しくアプリをダウンロードする必要がない、というのはかなり利用者のハードルを下げると思います。

ちなみに、2019年5月にLINE Payアプリがリリースされたので、こちらを利用するのもアリです。

レビュー数は467、評価は3です。まだリリース間もないこと、LINEアプリでも利用できることを考えたら、専用アプリはあまりユーザーが増えないかもしれませんね。

資本力でぶん殴れる

LINE Payの20%還元はニュースになっていたので記憶に新しいです。

タダで1,000円送金できる300億円ばらまきキャンペーンとか、とにかく金にモノを言わせてユーザーを増やすという乱暴な手段をとることが出来ます。

個人間送金は、超便利です。銀行振込とかやってられなくなります。

全員にあげちゃう300億円祭
総額300億円分のLINE Payボーナスをプレゼント!

とにかく資本力でユーザーを食いつかせ続けて、ライバルが撤退するのを待つか、吸収するんじゃないかなぁ、と思っています。

データ分析、広告などの加盟店のメリットが大きい

いかに便利な決済方法でも、実際にお店で使えなければ意味がありません。

なので、ユーザーだけでなく加盟店にもしっかり価値提供できなければなりません。

企業の広告をLINEで出すことで集客につなげることが出来ます。

ユーザーの購買データ利用して販促に活かすこともできます。

LINEのプラットフォームを最大限利用すれば、加盟店手数料を取り返すのはそう難しくないのではないでしょうか。

たまに配信されるクーポンも有効ですね。資金負担は加盟店とLINEどちらがしているのでしょうか。

加盟店の手数料は、期間限定で無料です。ここにも資金を投下しまくってますね。

  • 決済手数料はLINE Pay 据置端末、プリントQR、LINE Pay 店舗用アプリをお申込みの場合、2021年7月まで無料。
  • LINE Pay 据置端末にかかる端末利用料は2019年6月分まで無料。
サービス紹介 : LINE Pay Merchant
LINE Pay加盟店申請はこちら。実店舗のコード決済、オンライン決済などカンタンに導入可能です。

LINE Payの弱点

加盟店数は100万を突破しているそうです(参考)が、私の印象では加盟店が少ないです。

すでにクレジットカードや電子マネー決済を取り入れている加盟店が、決済手段として新規採用している(コンビニとか)ケースが多いので、別にLINE Payが無くても他の決済上場が利用するだけだなぁ、と思って見たり。

現金のみ取り扱いのお店にこそ、加盟してほしいところです。

無料期間終了後の金額が開示されていないことが原因かもしれません。

キャンペーンまでに覇権を手にして、加盟店をがっちり抑えてちゃりんちゃりんを目論んでますね、これは。

キャンペーン前の手数料が基準になるなら、3.45%になると思います。結構高いですね。

完全にイメージですが、1%くらいにすれば無料期間を作らずとも加盟店が増えそうな気がしますが、どうでしょうか。

あと、LINEとみずほ銀行が共同出資で新銀行を立ち上げる予定です。こっちの動きも気になりますね。

LINEとみずほが「LINE Bank」設立へ なぜ2社が新銀行を作るのか
LINEとみずほフィナンシャルグループが、新銀行「LINE Bank」を設立する計画を発表。2020年の開業を目指す。なぜ、2社は新銀行設立で協業することを決めたのか。

対抗 PayPay

バーコード決済ブームの火付け役です。

100億円ばら撒きキャンペーンで、かなりの人が利用したと思います。

PayPayに期待できる理由をまとめます。

ユーザーが多い

100億円ばら撒きキャンペーンを2発ぶっぱなし、かなりのユーザーを獲得できたと思います。

AppStoreのレビュー数は15.8万。評価は4.6くらいですね。

以下の記事によると、キャンペーン前69万人から581万人まで増加したようです。はんぱない。

QR決済は便利なので、一度使えば以降も継続利用するユーザーは一定居そうです。

加盟店が多い

特に、今まで現金しか取り扱っていなかったお店でPayPayが導入されているケースが多いと思います。

営業担当の努力の成果でしょうか。

PayPayも、加盟店手数料は無料のキャンペーンを行っています。

キャンペーン後の手数料は決まってないようです。キャンペーンまでに覇権を手にして、加盟店をがっちり抑えてちゃりんちゃりんを目論んでますね、これは。

Q. 決済手数料はいくらですか?

A. 2021年9月30日まで無料です。その後の手数料は未定のため、決まり次第ご案内いたします。

資本力でぶん殴れる

LINE同様、巨大資本を活かした施策が可能です。というか、始めにやり始めたのはPayPayです。

今は還元を前面に押し出して、LINEとYahoo!の殴り合いになってますね。

PayPayの弱点

Yahoo!のサービスとの連携に弱点があると思います。

LINEに比べて浸透してませんし、グループ他サービスとのシナジーが薄い気がします。Yahoo!ウォレットとか使ってる人どれくらいいるんでしょうか。

派手なキャンペーンで獲得したPayPayユーザーは、還元中毒になっています。還元が無くなったら離れるユーザーが多そうです。

あと、個人的に楽天銀行と提携が無いのが痛いです。資金供給が出来ません。

Yahoo!のクレジットカードなら20%、それ以外は10%の還元があるのですが、Yahoo!のカードを持っていない私は、10%還元しか受けられません。なら、LINE Payでいいかな、というのが感想です。

単穴 楽天Pay

競馬では3番目に強い馬を巣穴というそうです。

楽天Payは、派手なキャンペーンをしないので目立ちませんが、楽天グループのシナジー効果を活かせば最強かもしれません。

AppStoreのレビュー数は4.47万。評価は4.6くらいですね。

私が考える楽天Payの強みは、

強力な楽天経済圏

楽天は、ECマーケットをはじめ、銀行、証券、クレジットカード、など数多くの事業を展開しています。

楽天の凄いところは、それら一つ一つがかなり評価が高いことです。

それらを利用することで、楽天ポイントが貯まりやすくなったりすることで、楽天グループのサービスを選択することがユーザーにとって最も合理的になる場合があります。

楽天ペイ: 楽天カードを設定したお支払いで期間中ずーーっと実質最大5%還元キャンペーン
キャンペーンにエントリーし、楽天カードを設定して対象店舗にて楽天ペイアプリでお支払いで実質最大5%還元!

楽天経済圏の強みを駆使して、こういったキャンペーンを打ち出すことで、すでに楽天経済圏に取り込まれている人を獲得できますね。

資本力

今のところ、派手なキャンペーンを打ち出していないのでLINE PayとPayPayに比べると地味です。

しかし、楽天の資本を使えば十分に戦えると思うのですが、そこは経営戦略の違いなんでしょう。

弱みは露出の少なさと電子マネーEdyとの競合

あまり広告やキャンペーンに力を入れていない印象です。なので相対的に地味な印象です。

LINEとYahoo!が力入れすぎなのかもしれませんが。

ちなみに、私はLINE Payか楽天Edyを利用することが多いです。

グループ間で、電子マネーとQR決済で顧客の取り合いになってしまうのか、シナジーを生むのか・・・どっちなんでしょうね。

大穴 Pring

マザーズに上場しているメタップスが展開しているPringというサービスがあります。

株式会社Pringという名前で独立しております。

そんなPringの特徴は、

既存大手企業との連携

株式会社Pring主要株主

  • 株式会社メタップス
  • 株式会社WiL
  • 日本瓦斯株式会社
  • 伊藤忠商事株式会社
  • 株式会社UFI FUTECH(ユニー・ファミリーマートグループ)
  • SBIインベストメント株式会社
  • 株式会社みずほ銀行
  • SMBCベンチャーキャピタル株式会社

主要株主に、既存の大手企業、大手金融機関の色が濃いのが特徴ですね。これは一つの差別化ポイントになると思います。

ちなみに株式会社WiLというのは、日本興業銀行(現みずほ銀行)、米国のベンチャーキャピタルを経験している伊佐山 元という人が立ち上げた会社です。みずほ銀行と共同出資で会社を立ち上げたりしています。

また、SMBCベンチャーキャピタルからの出資も受けています。

既存の大手金融機関と真っ向から勝負するのではなく、うまく共存しながら技術提供をする路線でしょうね。

加盟店手数料が安い

Pringの加盟店手数料は0.95%です。

LINE Payの3.25%(今は無料だけど)、PayPayに至っては未定。

長く付き合う決済サービスとしては、突出した安さです。

Pring利用決済金額に利用手数料が抜かれるだけで、初期コスト、固定費はなし。加盟店の立場になると抵抗感はそれほど大きくないように思うのですが、いかがでしょうか。

弱点は知名度の低さ

いくら加盟店手数料が安くても、ユーザーがいないと導入する意味がないですよね。

ちなみにアプリのレビュー数は433、評価は4です。

ユーザーを増やすには、話題性のあるキャンペーン(資本で殴打)をするのが効果的ですが、Pringの株主は大手企業とは言え、そこに資金提供してくれるかわかりません。

Pring自身は小さな会社ですので資本は無し。

親会社メタップスは上場しているとはいえマザーズ市場。2018年8月期は214百万円の赤字。資金面ではあまり頼れなさそうです。

Pringは、既存金融機関との協力関係を強化することが差別化になると思います。

例えば、金融機関営業マンにPring加盟店を獲得してもらうとか。

LINE Pay、PayPayはユーザー数獲得を先行していますが、加盟店獲得を先行する戦略です。

見返りとして、金融機関にお金を払う、彼らに不足しているIT部分での協力などはどうでしょうかね。

メガバンクより、地銀信金のほうが頼りになりそうです。ちなみに、既にみずほ銀行×東邦銀行×Pringで福島県で実証実験をやっています。結果はどうだったのでしょう。

体験レポートがありました。ご興味あれば読んでみてください。

ページが見つかりませんでした | 脱サラパパの株暮らし

メルペイ

メルカリ子会社のメルペイが展開しているサービスです。

メルカリ経済圏の活用で差別化ができています。

LINE Payとの提携もありますので、利用できるシーンは増えそうです。

【LINE Pay】メルペイと戦略的業務提携 キャッシュレス社会の早期実現に向けた加盟店アライアンス 「MOBILE PAYMENT ALLIANCE(仮称)」を発表 | LINE Corporation | ニュース
2019年初夏を目処に連携開始 今後、他事業者の参画も促し、アライアンス領域を拡大

メルペイの特徴は、

メルカリの売り上げが使える

メルペイの最大の特徴でしょう。

ユーザーがメルカリで獲得した売り上げを、実店舗で利用できる。便利ですね。

でもちょっと待ってください。短期的に考えると、メルカリにとって損じゃないですか?

メルカリで売る→売り上げを利用してメルカリで買うの繰り返しで、取引の都度10%の手数料を抜ける点がメルカリのビジネスを盤石にしています。

その資金の出口を増やすことは、メルカリの利益を損なうことにつながるのでは。

資本でぶん殴れ、、、る?

メルカリは、日本に2社しかないユニコーン企業の一つ(評価額10億ドル以上の非上場、設立10年以内のベンチャー企業)として2018年6月に華々しくマザーズ上場を果たしました。

投資先行で、赤字決算が続いております。そのため株価は上場初値5,000円に対してマイナスの状態が長引いています。

【財務分析】犬好き元銀行員がメルカリの財務諸表を読んでみた
メルカリって、会社としてはどーなん??どうも、実は元金融機関勤めのわたぱぱです。銀行に6年ほどおりました。決算書をさらさら読む能力は備わったのですが、日常生活で活かすことができないので、いっちょアウトプットしてみようと思います。ご意見、異論

メルカリ自身が赤字なので、メルカリの資本を過度にアテにはできないんじゃなかな、と思います。

何がしたいのかよくわからない

メルカリは、メルペイをどうしたいのでしょうか。競合として名乗りを上げたLINEとYahoo!が強大なので、戦略に困ってるんでしょうか。

一つ、展望があるとすれば海外展開だと思っています。

メルカリはグローバル志向が強い会社です。米国でもサービス展開しており、ヒットしてるそうです。

米国版メルカリはなぜヒットしたか? ニューヨーク在住者が語る「現地の使い方」
2016年3月にアメリカ版のメルカリを使い始めてから、1年4カ月が経った。使い始めたきっかけは、引っ越し前にモノを減らしたかったこともあるが、なに...

メルカリの売り上げを海外に行った時に利用できる、とすれば便利なはず!

メルペイにとっても、両替手数料を抜くことができるので利益は出る!

米国だとクレジットカードの普及率が高いので、そことの闘いになりそうですね。

私、実はメルペイの選考を受けたことがありまして、面接でこの構想を話したんですが、面接相手の方は「?」って感じでした。的外れかなぁ。

使いづらい

実際に使ってみた感想ですが、他のサービスと比べて使いづらいです。その時はクーポン利用が目的だったのですが、

  1. メルカリアプリを立ち上げる
  2. メルペイに移動
  3. クーポンをバーコードで読み取ってもらう
  4. 「iDで支払います」と伝える
  5. iPhoneのiDで支払う

という流れで、慣れていないことを差し引いても、かなりまごついた印象です。

QR決済も利用できますが、どっちがいいんでしょうね。

LINE Payのクーポンだと、レジに行く前にセットして、QRコードを読み取ってもらって終わり、なのでスマートです。

Origami Pay

QR決済の老舗、先駆けです。社長は間違いなく先見の明がある天才ですね。

地道に努力して、加盟店とユーザーを増やしていましたが、LINEとYahoo!に全部持って行かれた印象です。

正直、いち早くサービス展開していた以外に突出した特徴はありません。

先行者利益はあるでしょうが、LINEとYahoo!の資本パンチで順位が後退してしまいました。

Origamiの社長、メンバーの皆さんは悔しいんじゃないでしょうか。

将来的には、LINEかYahoo!に買収されるんじゃないかな、と思います。

完全に独立して、地道に市場開拓をしていた功労者ですが、決済好きな人以外からの認知は低そうです。

まとめ

LINE PayとPayPayのデッドヒート、今後の展開に注目です。

楽天Payは、楽天経済圏を活用してユーザー数を伸ばすでしょう。

あとはPringが既存金融機関と提携して巻き返す可能性も少しあるかも・・・

といった感じですね。

そもそもの話ですが、個人的にはQR決済より電子マネーの方が便利で好きです。

ただ、加盟店が電子マネーを導入するには初期コストなどがかかります。クレジットカードも結構な料率(5%とか)を取ります。

それを嫌がって現金しか扱っていなかった店舗に、QR決済なら導入しようかな、と思ってもらえると嬉しいです。

以上、勝手気ままにまとめました。ご意見あればツイッターなどでどうぞ!

コメント

タイトルとURLをコピーしました