【レビュー】ニューエリート グーグル流・新しい価値を生み出し世界を変える人たち

先日本屋にふらーっと入ったらこちらの本が目に留まりました。
タイトルに惹かれ、手に取ってみるとまさに最近私が感じていたことが深堀されている内容だったので、即購入しました。

旧態依然とした日本企業のサラリーマンや、社会人を意識している学生に特に読んでもらいたい本です。

単純に、「昭和的な考えはダメだ!イケてる考え方をしよう!」というわけではなく、具体的に著者の知り合いを例として挙げています。
なので、著者の意図がイメージしやすいですし、「こんな人が世の中にいるのか」ということがわかります。

とてもいい内容だったので、感想をまとめます。
あくまで私の感想なので、著者の意図と異なる解釈をしているかもしれません。
いい本であることは間違いないのであなたも買って読んでみてください。

著者

ポーランド出身の元グーグル社員、ピョートル氏が著者です。
著者は、母国で共産主義が資本主義に飲み込まれていく過程を体験しています。

そんな環境でも、働きながら勉強しモルガンスタンレーへ就職。
いわゆる「エリート」であった彼はグーグルに転職し、今は会社を経営しているようです。

オールドエリートとニューエリート

タイトルにある通り、本書は「オールドエリート」と「ニューエリート」を比較しています。

そして、「ニューエリート」であれということが本書の趣旨です。

オールドエリート:いい大学に入って、大企業に就職して、そこで出世していくという昭和の価値観でのエリートのこと。
ニューエリート:持続的な成長をし、社会の仕組みを作りあげる、世界を変えるような人のこと。

わかりやすく例えると、メガバンクとメルカリのような感じでしょうか。

オールドエリートニューエリート
性質強欲利他的
要望ステータスインパクト・社会貢献
行動計画主義学習主義
人間関係クローズドオープン
考えかたルールを守るルールを作る
消費行動誇示的消費ミニマリズム

新卒入社からずーっと一つの会社で、いい車やいい時計を所有することを生きがいにしているような人がオールドエリート。
ツイッターとかでコミュニティを作り、収入より社会へのインパクトを求めるのがニューエリート。
意図的にこう書いてるんでしょうけど、オールドエリートってダサいですね。私が勤めている会社の人とかまさにこんな感じですけど。

また、本書ではビジネスパーソンを5つに分類しています。

1.変革層 変革を起こす影響力を持っている

ソフトバンクの孫さんとか、ホリエモンとか、メルカリの山田さんとか、あとはイケハヤさんとかを連想しました。

2.実践層 変革を起こすべく試行錯誤している

世に星の数ほどあるベンチャー企業、スタートアップ企業の経営者や従業員とかですかね。

3.変えたい層 変えなきゃ、という意識を持っているが実行に移せていない

私ですね。半年以内には実行に移しで実践層になりますよ。

4.気付いた層 課題を意識しつつもあきらめている

気付いてて、あきらめるって人生投げてるようにしか見えません。そんな人いるんでしょうか。

5.ゆでガエル 現状に満足し、変化する必要に気づいていない

秀逸な表現です。私は大企業の社員ですが、ほとんどの社員がゆでガエルだと思います。

自分で生きる道を切り開く

会社の出世競争に勝っても、それは会社の中でしか通用しません。
自分に照らすと、いくら社内手続きに詳しくなってもなんの意味もないんですよね。
もっと社会的に意味のあるスキルを磨きたいです。

そのために、私はブログを始めました。

曰く、時代をリードする人材は、自分が見たい世界を作るそうです。

また、私は犬が好きです。とにかく好きなんです。
大好きな犬が殺処分されている現実は直視に耐えません。

殺処分ゼロの犬や猫が幸せに人間と共存できる世界を見たいです。
去年くらいまでは、「定年になったら保護犬ボランティアでもやろうかな」と考えていました。
今は違います。半年以内に転職し、本業or副業として保護犬活動に関わることができるよう活動する予定です。

自己実現を感じられない場合

大企業では、自分の仕事は全体のごく一部です。
陳腐な表現ですが、歯車でしかありません。
そうすると、世界が狭まり自分が世界にどんな影響を与えているか見失いがいです。

同じ仕事を繰り返して、それで安定してお給料をもらえれば幸せでしょうか。

価値のある仕事を増やすか、できなければ転職・独立したほうが豊かな人生になるでしょうね。

チームは固定させない

日本企業では、〇〇部とかでチーム分けがなされており、定期的な異動以外では殆ど人が変わらないことが一般的です。
チームはそういうものではなく、プロジェクト単位で組成されるべきと本書にあります。

確かに、そのほうが様々な人と仕事ができます。
その中で、自分が目指すべき人(メンター)に巡り合えることもあるかもしれません。

また、マネジメントの素養がないリーダーには人が集まらないので、自然と組織が最適化されるかもしれません。

日本企業だと、人材の流動性がないのでメンターに会える確率が低いです。
尊敬できる人がいない環境で働くのはとても苦痛ですよね。

優れたリーダーとは

優れたリーダーは、メンバーのモチベーションを上げ成果をあげる人です。
質問の仕方でそれがわかります。
優れたリーダーは、「もっと予算があったら?」というような可能性が広がる質問をします。
ダメなリーダーは、「成功する根拠は?」といった可能性を狭める質問をします。
これではメンバーも委縮してしまいますよね。

ダイバーシティ

最近よく聞く言葉ですね。意味は「多様性を受け入れる」ということです。

日本企業は若干勘違いしているフシがあって、ダイバーシティ=女性の活躍だと限定的に捉えていないでしょうか。
国籍の違い、宗教の違い、世代の違い、考え方の違い。
その違いからイノベーションは生まれるわけです。

身近な例だと、バブル世代以上とゆとり世代以下の年代はギャップが大きいので、お互いの価値観を認め合うことが必要だと思います。

前例踏襲主義で、周りに合わせることを良しとする日本企業の文化では、本質的にかみ合わないでしょうね。

グーグルの飲みにケーション

以外にもグーグルにも飲みにケーションは存在するようです。
その内容は、社長や幹部のプレゼンに対し議論するというもの。
社員が社長に直接意見することも可能です。

上司の顔色を窺って忖度してばかりの日本企業とは対照的です。

また、日本の飲みにケーションはグーグルと違って非生産的な場合が多いです。
私は、いつも時間がもったいないと感じています。得るものがありませんので。
プライベートのほうが大事なので、なるべく参加しないようにしてるのですが、「なんで来なかった?」とか言ってくる人もいるんですよね。
私からするとなんでそんなもんに時間を浪費してるの?暇なの?って感じです。

そんな私も、以前一緒に働いていた心から尊敬できる先輩と飲みに行ったりゴルフに行くことは好きでした。
結局のところ、尊敬できる人と生産的な時間を過ごすか、尊敬できない人との時間を無駄に過ごすかの違いですね。

残業はするな

制限時間内に結果を出し、仕事を終えたらとっとと帰宅するのが理想です。
最近は日本企業もそういった考えを取り入れつつあるように感じます。
働き方改革とか言ってますけどね。

ところが、多くの日本企業は早く帰ると「暇なのか?」と思われたり、他の同僚・上司からの目を気にするあまり残業をしがちです。

私自身、早く帰っていたら周りの人の手伝いをしろ、と怒られたことがあります。
みんなで仲良く苦しもうぜ、ってことなんですね。
特定の人に負担が偏るのはよくないので趣旨は理解できるのですが、その周りの人は効率的に仕事をしているのでしょうか。
効率的に仕事ができる環境を会社は提供しているのでしょうか。

そういった配慮をせずに、マンパワーの投入のみでタスクを片付けようとしている会社はダメですね。

会社と個人の関係

日本企業は、会社のために従業員がいる、という構図です。
従業員には都合のいい「経営者の目線」を持つことを望み、従業員のリソースを搾取します。

理想は、個人の自己実現の集合体が会社である状態です。
一人一人が、自分がやりたいことを全力で行い、結果収益が上がる、という感じ。

とかく日本は自分以外のもののために生きることが好きですよね。
鎌倉武士は「いざ鎌倉」とか言って幕府のために。
第二次世界大戦では、国のために特攻したり。
現代人も、会社のために自分の時間、精神力を提供し擦り切れていきます。

今は、会社に所属せずとも生きていくことも可能な時代です。
空前の売り手市場で転職市場も活性化しています。

会社のためではなくて、自分のため自己実現のために生きてもいい時代じゃないでしょうか。

まとめ

やりたいことを全力で行い、社会に影響を与えるニューエリートを目指しましょう。
日本の古い企業はイケていない企業が多いです。
たとえ一部上場してる大企業でも、そこで自己実現が叶えられないようならとっとと脱出して、自分のために自分の人生を使いましょう!

ってかんじ!とにかくおススメなので、ぜひ読んでください!
読書感想難しいですねー。

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