一生会社員でいいのか?って疑問を抱いた方へ「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」橘玲がおススメ!

サラリーマンの人に是非読んでほしい本があります。
こちら、「お金持ちになれる黄金の羽の拾い方」橘玲 著

経済的自由を手に入れ、束縛されることなく、自由な人生を歩むための人生設計の仕方、そのために手に入れるべき、制度のゆがみがもたらす「幸運」=黄金の羽について記述されています。

金融や経済になじみが薄い人には、多少とっつきにくい箇所もあるかもしれませんが、特にサラリーマンは是非読んでほしいと思います。
20代後半~30代前半で人生に迷っている人にとっては何かのヒントになるでしょう。

10年前に初版が発売され、改訂版では当時の記述を残しつつ、現代にマッチするように編集しているとのこと。

なお、この記事は本著に書かれていることと、僕の考えが書かれています。ご了承ください。

Advertisements

著者について

橘 玲(たちばな あきら)早稲田大学を卒業、投資や経済に関する本を多数執筆している人です。
こちらの記事でご紹介したサウザーさんのVoicyで触れられていたので、気になって読みました。

PART1 資産運用の知識

本著は、3つのパートに分かれています。パート1は資産運用について。

資産形成には、3つの要素が重要です。

1.収入を増やす
2.支出を減らす
3.運用利回りを上げる

収入を増やす

まず、投資する元のお金がなければ話になりません
そのために必要なのは、貯金して投資する元手(=種銭)を作ることです。

種戦を作るには、ブログ、アフィリエイト、せどりなどで副収入を作るといいでしょう。
まだ、このブログは収益化する気配がありませんが。

支出を減らす

支出を減らすには、まず2つ見直すポイントがあります。
住宅コストと、生命保険です。

住宅コスト

理想を言うと、田舎で空き家を格安で借りるのがいいと思います。
しかし、サラリーマンには通勤がつきもの。
完全リモートワークかフリーランス、個人事業主にならないと実現できません。

あとは、思い切って東南アジアに移住するとか。
TV番組のボンビーガールでたまに特集されてますけど、とても合理的な判断だと思います。

通勤が必須の場合、あまり会社から住居が離れてしまうと通勤コストが大きくなってしまいます。
満員電車で1時間とか無駄の極みですから、うまくバランスを考えたいところです。

生命保険

生命保険は必要最小限にとどめる。
共済、ネット生保も活用すべきと本著に記載があります。

僕自身、生命保険については、保険かけ過ぎで金がない!って状況になりました。
最近見直して掛金をだいぶ減らしました。

僕は職業柄、株やFXができないので、保険で投資するしかなかったのが生命保険入りまくりの理由でした。
最近は、後述の「ウェルスナビ」などロボアドバイザーや、ソーシャルレンディング、仮想通貨といった新たな投資先が出ているのでそっちを検討したいと思っています。

MVNO(格安スマホ)

現代だと、スマホの通信費も重要です。
家計の見直しには必ず登場するのが「MVNO」。
僕は楽天モバイルを愛用しています。

運用利回りを上げる

複利・長期投資で運用!

大事なのは複利の力を使うことです。
複利とは、利息を運用に回すこと。

例えば、1,000円を10年間利息5%で運用したとします。
10年後には、
複利:1,628円
単利:1,500円
と128円の差が開いています。

30年後には
複利:4.321円
単利:2,500円
とその差は1,821円になります。投資元本以上の差がつきます。

個人的には、複利&長期積立が効率的な運用方法だと思っています。

ただし、本著の中で長期投資が効果的なのはアメリカのマーケットであり、日本のマーケットには当てはまらないとされています。
理由は、それぞれの株式市場のチャートを見れば一目瞭然です。

ナスダック市場

日経平均

見てわかる通り、アメリカのマーケットは右肩上がりですが、日本はすでにピークを過ぎています。
なので、アメリカ等海外の市場に長期投資する、が正解だと思います。

私が利用している「ウェルスナビ」はまさに国際分散・長期投資・複利で運用。
運用コストは1%と良心的ですのでお勧めです。

(参考記事:ウェルスナビvsTHEO運用実績比較

胴元がいるギャンブルはしない

投資でもギャンブルでもいいのですが、胴元がいるギャンブルはしないほうがいいです。
本著にも書かれてましたし、僕は学生の時から同様に考え実行していました。

胴元がいるギャンブルは、具体的にはパチンコ・競馬・競艇・競輪・宝くじなどです。
胴元が100%儲かる仕組みになっているのですから、参加者が勝てる確率は低くなるのは当然です。

一方、胴元がいないのは、株・FX・仮想通貨などです。
会社の成長に期待し株式等をするのは王道ですが、株の信用取引やFXなどのお金の奪い合いも、胴元がいるギャンブルよりはマシかと思います。
当然、業者にお金を払いますが、それはただの手数料ですから、胴元とは違います。

仮想通貨は、ワケわからん連中が取引高の少ないマイナー通貨の市場を操作して利益を出そうとすることがよくあります。
僕もやられて数十万円単位で損しました。
他人を妄信しないこと、よくわからん通貨には手を出さないことが大事だと思います。

家を買うのはハイリスク投資

家を住宅ローンで買うということは、超ハイリスクな投資です。
自分の家を買うことも、いうなれば不動産への投資です。

また、住宅ローンは返済が終われば資産が残る、賃貸は家賃を払っても何にもならないということを言う人がいます。

実は、経済的には賃貸も持ち家も大した違いはありません。
持ち家は、自分で買った家を自分に貸している状態とみることができるからです。
持ち家と賃貸で違うのはリスクの取り方です。

持ち家は、借金をして不動産を購入というリスク選好型。
対して賃貸は、低リスクです。
一方で、資金を株などの運用資産へ回すことが可能です。

もし、大地震で被害を被ったら?近所に迷惑な住人がいたら?
持ち家だと簡単に引っ越せません。それだって、リスクです。

住宅ローンを払い終わった35年後、その家の資産価値はどうなっているでしょう?
おそらく、リフォームして修繕しなければならない箇所が出ているでしょう。

そしたら、また借金ですね。
賃貸なら、古くなったら引っ越せばいいだけです。

僕は、少なくとも今は賃貸でいいと思っています。
すでに空き家問題が取りざたされていますが、どう考えても今後それは加速するでしょう。

そうしたら、住宅は供給過剰になって価値が下がるはずです。
そのあとに安くなった中古住宅を購入してもいいし、賃貸なら安い家賃で住めるでしょうね。

PART2  マイクロ法人の知識

PART2では、法人を活用して人生を豊かにする方法が述べられています。

骨子は、いかに税金を少なくするかという点です。
肝は、法人は赤字にして法人税の徴税を免れること・個人への所得移転(=給料)は所得税がかからない範囲にとどめること、です。

所得税を少なく

法人を設立して、自分への給料をいくらに設定するか、という話です。

家族構成によって変わりますが、年収500万円を最適解としています。
詳細は、実際に本著を読んでください。

日本に住む、働いている個人は所得税の対象です。
サラリーマンの多くは、税金には無頓着です。

所得控除について学び、実践するといかにその効果が大きいかわかります。
サラリーマンの節税術については、以前別の記事にまとめています。

(参考:サラリーマンにお勧め5つの節税術

サラリーマンができる所得控除は、限定的です。
ところが法人だと、「経費」として様々な出費を所得控除に活用することが可能です。

自宅が事務所であれば、家賃や光熱費も経費に算入できます。

ブログ運営を法人化している人は無敵ですね。
何か買っても、旅行しても、それを記事に書けば「必要経費」と言い張ることが出来ます。
税理士が認めればですが、個人に比べると支払い税金の額は比較にならないと思います。

本当は、政府はマイクロ法人からも税金をがっつりとりたいのですが、それをすると選挙で落選してしまうなど不都合が生じます。
結果、とりやすいところすなわちサラリーマンへの課税が厳しくなっているワケです。

事業のアイデアはいろいろ考えてますが、僕も将来的に法人を設立したいと思いました。
妻には夢見るなと言われてしまいましたが・・・。

このパートはかなり細かく書かれているので、実際に買って読むことをお勧めします。
法人による税制の歪み=黄金の羽について知ることが出来ます

脱税について

脱税について、面白い記述がありました。

脱税の方法は2つあります。
売り上げを少なく申告するか、経費を多く申告するか、です。

それらの多くは現金商売で行われます。
現金なら証拠が残りませんからね。
銀行口座を通してしますと、お金の流れが残ります。

最近、国がキャッシュレス化を進めているのは税金をとるためという理由もあるのかな、と思いました。

マイナンバーで金融資産と個人を紐づけるのも税金取るためですね。

世の中は、税金を逃れようとする人にとっては不利なようにシフトしていると感じます。

PART3 人生を最適設計する働き方

最終パートでは、キャリアの積み方について記述されています。

現代における仕事の分類

現代の仕事は、大きく3つに分けることが出来ます。

クリエイター

作家・音楽家・映画俳優などです。
拡張可能な仕事であり、当たれば巨万の富を築くことが可能です。

例えば、曲が一発当たれば、それはCDやダウンロード配信によって世界中で購入されることになります。

スペシャリスト

医師、弁護士・劇団俳優などの専門家です。
報酬が高いことが多いですが、手の届く範囲に対してしか仕事ができません。
どんなに優れた医師でも、1日で100人の手術を行うことは不可能です。

拡張不可能な仕事、と本著では表現されています。

マックジョブ

誰でもできる、代替可能な仕事です。
マニュアル通りにやれば、だれでも同じ仕事ができる、マクドナルドの店員を表しています。

AIで真っ先に駆逐されるのはこの仕事でしょう。
決まったことをその通りに行う分野については、人間がコンピュータに適うはずがありません。

日本の雇用とグローバルスタンダードな雇用

日本は、配置換え、転勤などによってその企業でしか通用しない技能を従業員に習得させます。
欠員が出たりしたら、代わりを社内で見つけやすくしています。

一方、グローバルスタンダードな雇用では一般的な技能を求められます。

「何の仕事をしていますか?」との問いに対し、日本人は会社名を答え、アメリカ等の人は仕事内容を答えるという話が紹介されています。
それは、雇用慣行の違いから生まれているものです。

僕は、今後日本もグローバルスタンダードな雇用が主流になっていくと思います。
なので、一つの会社にいるのではなく、複数の会社やフリーの仕事を経験し、会社に依存しない人間にならなければならないと感じます。

日本の、特に大企業に入った人はこの考えが希薄な人が多いです。30年後、彼らは解雇こそされないものの、給料が下がるもしくは上がらない、仕事内容が陳腐でやりがいがない、などの状況に泣くことになるでしょう。

楽しく働ける仕事を見つける

僕は、「仕事と趣味は分けたほうがいい」と考えて就職活動をしました。
仕事が嫌になった時に、趣味も嫌になってしまうと思ったからです。

今考えると、完全に間違いでした。
嫌になるようなことなら、そもそも大して好きじゃないんです。

これからの日本は寿命の長期化・年金制度の破綻により定年が延びるでしょう。
定年という概念自体なくなるかもしれません。

とすると、肝心なことは一生携わることが出来る仕事を見つけることです。
あるいは、いろいろな仕事ができる素養を身に着けることでしょうか。

定年まで歯を食いしばって仕事に耐え、その後悠々自適な生活を送るという人生設計は崩壊しています。
定年したらやりたいことがあるなら、今すぐそれをやりましょう。
金銭面で不安があれば、投資や副業でカバーしましょう。

まとめ

・収入を増やし、支出を下げ、余剰資金を運用に回す!
・マイクロ法人を設立し、税金を少なくする!(合法な範囲で)
・一生やれることを仕事にする!

若いうちに、この本を読んだほうがいいと思います。
もともとは10年前の本ですが、現代でも当てはまることがたくさん書いてあります。

では!



コメント