28歳妻子持ちが大企業のメガバンクを退職した理由

僕は、6年目の12月に、新卒で入社したメガバンクを退社致しました。

特に若手の銀行員の流出が激しく、転職市場へ打って出る銀行員の数は以前と比べると3割以上増えてるという説もあります。

この記事では、なぜ僕が大企業であるメガバンクを退社し、設立2年目 従業員数50名のスタートアップに入社したのかについて書きたいと思います。

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自己紹介

簡単に自己紹介をします。

転職時の年齢:28歳
家族構成:妻(専業主婦)、子ども(0歳)、犬
転職前の年収:家賃補助など手当を含み多分800万くらい

そもそも新卒で銀行へ入社した理由

僕は、親族に銀行員がいたり、特に銀行へ強い思い入れを持って入社したわけではありません。

大学生の時に、興味本位でFP(ファイナンシャルプランナー)の資格を取ったことをきっかけに、金融コースに進みました。

その流れで、就活では銀行や損保などの金融業界ばかり見ていました。

銀行を選んだのは、業務の幅が広いため多様な経験が詰めると思ったこと、若手のうちから企業経営者と話が出来ることが理由です。

要するに、社会勉強を継続したかったんです。

メガバンクにしたのは、給与水準、安定性に優れているからです。
地銀よりメガバンクのほうがカッコつくというのも、否定できません。

そしてメガバンクを退職した理由

端的に言うと、

  1. 本当にやりたいことができる会社を見つけた
  2. 銀行オワコン説
  3. 昭和的働き方への疑問

の3つです。

1.やりたいことを見つけた

このブログテーマの通りですが、僕はが好きです。

僕は、後述するような銀行への不安や不満から転職を考え始めました。

wantedlyやgreen、リクルートエージェント、リクナビネクストなどで転職先を探しました。

当初は、金融知識を活かせるフィンテック(finance×technology)企業への転職を希望していました。
いろいろな企業を見る中に、設立間もないペット関係の会社がありました。

わたパパ
わたパパ

これだーーーー!!

偶然にも知り合ったエージェントの方がその会社とコネを持っていたこともあり、その会社へ転職することができました。

2.銀行はオワコン?

銀行はオワコン(終わったコンテンツ)であると巷でささやかれるようになりました。

個人的には、「銀行は無くならないが機能は縮小する」と思っています。

敏感な若手銀行員はそれを察知し、次々と逃げ出しています。
私の周りの話をすると、実際同期入社した友人の約半分が転職しています。

人気就職ランキングでは、三菱UFJ銀行(2位→4位)、みずほ銀行(1位→17位)、三井住友銀行(5位→14位)と大きく順位を落としています。

ランキングで就職先を選ぶのは愚かしいですが、未来を担う若者の目から見て魅力的でなくなったのは事実でしょう。

もっとも、今は転職自体が一般的なものになりつつあり、転職者数自体が増えています。
なので、退職者数が増えているのは銀行に限ったことではありません。

さて、銀行がオワコンと言われるようになったのには、テクノロジーの進化と大企業の鈍重さに原因があると思っております。

例えば、2018年に流行の兆しを見せたバーコード決済。

市場のメインプレイヤーはorigami、Yahoo!(Paypay)やLINE(LINE PAY)、楽天(楽天Pay)といったIT企業です。

既存金融機関はほぼ打つ手なし(実はみずほ銀行は福島で実証実験したりと頑張ってます)。

銀行が、古いビジネスモデルから脱却できずにもがいている間に、スピード感に強みを持つITベンチャーが市場を席巻してしまう。
これは、今後も融資や海外送金分野でも起きるだろうと思います。

どう見ても、銀行は斜陽産業であると言わざるを得ません。

僕はまだ20代。

今後成長を見込める分野や、心から好きな分野でチャレンジしたいと思いました。

人員削減

一時期ニュースになりましたが、メガバンクが人員削減を一斉に発表しました。
会社からは「解雇や早期退職はありません。採用数で調整します。」という旨の通達が出ていました。

周りを見ると、「じゃ、自分は職を失うことはないね、安心だ。」という考えの人が多かったです。
というか、かなりセンセーショナルな発表にもかかわらず、みんな他人事というか、無反応だった印象です。

僕は、この発表に対しかなりネガティブな反応を抱きました。

というのも、僕はミレニアム世代、ゆとり世代と言われる世代です。
この世代の特徴である、自由を求める・出世に興味ない・社会貢献性を求めるなどの特徴はかなり自分に当てはまっている自覚があります。

なので、昭和の考えが色濃く残る銀行という組織に馴染まないな、と思っていました。

さらに、変化が激しくなる今後の世の中において、多様な考えを持つ人が共存する組織でなければ生き残れないと考えていました。

しかし、固定観念に縛られない柔軟な発想を期待できる若い新卒の社員や、外の世界を知っている中途社員の採用を減らす一方で、新卒で外の世界を知らない昭和のオジサン達はそのまま会社にとどまり続ける。

そんな会社に自分は居続けたいだろうか。
その環境が今後のキャリアを築くうえで糧になるだろうか。

考えるまでもなく、NOである。そう判断しました。

こんな例え話があります。

  1. 金魚鉢の真ん中にアクリル板を置く
  2. 金魚がアクリル板の反対側に行けないことを学習する
  3. アクリル板を撤去する
  4. 金魚は、アクリル板が無くなっても、反対側に行かなくなってしまう
  5. 新しく金魚を投入する
  6. 新金魚が反対側に行くのをみて、もともといた金魚も自由に金魚鉢の中を泳ぐようになる

新卒・中途採用を減らすことは、この新しい金魚の投入をやめることです。
前職の社員は、これからも水槽の半分を泳ぎ続けるのかもしれません。

3.昭和的働き方への反感

会社の都合に振り回され、精神を病む

僕には、金融機関の中でやりたいことがありました。

それは今はフィンテックと呼ばれている領域です。

ずっと志望していたのですが叶わず、関係ない業務を命じられ、モヤモヤしたまま働いていました。

慣れない業務であったため、ミスは多いし仕事してても楽しくない。

そんな状況が続き、会社に行く前に下痢をする、嘔吐するなどの症状が出ました。

病院のお世話にはなりませんでしたが、転職活動をすることで現実逃避し、精神を保っていました。

僕にとってはやりたいことができないストレスがとても大きなものだったんです。

仮想通貨投資→色んな生き方を知る

2017年6月にビックカメラがビットコイン支払いを認めたニュースを見て、僕はビットコインを購入しました。

それを見て、

わたパパ
わたパパ

世界中でビットコインを使えるようになったら超便利じゃん!

と思った僕は、ビットコインを購入。

相場はイケイケ絶好調のバブル状態。
購入当時30万円程度だったビットコインは、その半年後に200万円まで上昇しました。

あまり上手な投機はできませんでしたが、100万円だった原資を200万円ちょっとにすることができました。

2019年1月現在、バブルが収束しビットコインの価格は下落しております。

しかし、給料以外でお金を稼ぐ体験をしたことは、僕にとって大きな価値を持ちました。

社会人になってから初めて、会社から受け取る給料以外のお金を手にしました。

その体験を通して、「別に会社にこだわらなくても、稼ぎ方ってたくさんあるんだな」「自分でも稼げるもんだな」ということを身をもって知りました。

色々な働き方を知る

仮想通貨の情報源は殆どtwitterから入手していました。

twitterからブロガーのイケハヤさんを筆頭に、いろいろな働き方・稼ぎ方・世の中への関り方をしている人たちがいることを知りました。

とにかく、いろんな働き方、生き方をしている人たちがいーっぱいいて、楽しそうで。

新卒でメガバンクに入社して、定年まで勤めあげて、余暇を楽しむ、みたいな自分の描いていた未来のなんとつまらないことか。

とはいえ、妻は現在専業主婦。0歳児に愛犬も抱えて、どこまでチャレンジできるかな、という心配はありました。

とりあえず、転職をしよう。
外の世界を知ろう。そう思いました。

銀行員は投資がしづらい

銀行は、社員に投資することを禁じている、もしくは制限してます

まず、FXや株式の信用取引(借金して株を買うこと)は禁止です。
バクチに負けて、客の金に手を出した不届きものが出る可能性があるからです。

次に、個別の株式は所属長(部長とか支店長とか)に届出や許可を得ないと売買できません。
投機目的の短期売買は禁止されています。

これは、仕事柄インサイダー情報を入手する可能性があるためなので納得はできます。

しかし、もともとお金が好きで、学生時代に株とかFXを触っていた僕としては、辛いものがありました。
資産運用に興味がるからこそ金融業を選んだのに、相場に触れないなんて。

ちなみに、仮想通貨は禁じられていない(たぶん)ので、投資していました。
一応言っておくと仮想通貨FXはせず現物のみでした。

投資経験がない人たちが、偉そうに運用商品を販売しているのは滑稽ですね。

妻の妊娠中に地方転勤

過去の記事でも触れましたが、妻の妊娠を報告した翌週に異動を言い渡されました。
しかも新潟。

妻の実家の近くに済んで、サポートを受けつつ育児を使用していた僕たちの計画はガラガラと崩れ去りました。

銀行って、発令から異動日まですっごい短いんですね。
3日で引継ぎして、その翌日から異動先で業務なんてのが通常スケジュールです。

僕の場合は、赴任当初は家が決まっていなかったので、2週間ホテル住まいでした。

里帰り出産を余儀なくされ、母親のサポートも受けられず。

そして何より、わが子の出産に立ち会うことが出来なかったというのが、今すぐ転職活動をしようと決心したきっかけでした。

妻はこのへんについていろいろ言いたいことがあるので、機会があれば別記事で語ってもらいたいと思います。

ともあれ、会社の都合で振り回され、いつ・どこで・誰と・どんな仕事を・どのようにするかということを何一つ自分で決められないことに嫌気がさしてしまいました。

ちなみに、少なくとも僕がいた銀行は、個人の事情なんて毛ほども考慮しません。
(介護とかは別ですが)

人事異動なんて玉突きのパズルでしかなくて、一部の超エリートを除くと自分の意志を反映した異動はありません。

一応弁護すると、社内公募制度はあるし、一応希望部署や希望業務についてヒアリングされたりします。
しかし、それをどこまで活かしているのか・・・。

僕が実際に見聞きした可哀そうな事例を紹介します。

・一戸建ての注文住宅の完成と同時に地方転勤。家族も連れて赴任し、建てたマイホームは賃貸に。やっと自分が住めると思ったら、、借主に家がボロボロにされてしまった。

・関西に地縁があり、関西への異動を希望。会社の了承を得たので子どもの学校転入など手続きを済ませたが、なぜか関西でない地方へ異動。

まぁ、こんな感じで、会社の都合で振り回されて自分の人生を全うできないんですね。
おかしいですよね。

では!

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