銀行員が禁止・制限されている投資と出来る投資【株・FX】

多くの場合、銀行員はFX、株式投資は禁止です。

株式投資について正確に言うと、インサイダーを持ち得る銘柄については禁止、それ以外は短期売買禁止取引の都度届け出必須。といったところでしょうか。

超めんどくさいですね。

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銀行員の上記投資が禁止・制限されている背景

FXのようなレバレッジを効かせる投資は大きな損失を被る危険があります。

そうなったときに、顧客のカネに手を付けるふてぇやつが実際に居たのでしょう。

銀行時代にビデオ研修で「顧客の印鑑を偽造、勝手に支払伝票を起こして顧客のカネを奪っていた役職者」の動画を何度も見ました。

マクドナルドの財務が横領した7億円をFXで溶かした、なんてニュースもありましたね。

個別株については、インサイダー取引規制が背景にあります。

インサイダー取引とは、

“株価に影響を与えるような重要な事実を知っている人が、その事実公表前にその情報を利用して取引をする”

金融商品取引法によって禁止されている行為です。

ズルはだめよってことですね。

私が銀行の支店で勤務していた時は、支店で取引している上場企業株は一切取引禁止、それ以外は事前の届け出をすることで取引可能でした。

実際は

「そんなことで支店長のお手を煩わせるんじゃねぇぞ。株なんてやるな」

という直属の上司からのプレッシャーがあったので、個別株取引自体が禁止みたいなものでしたが・・・

じゃあ、銀行員は資産形成できないの!?多少給料良くてもそれじゃ物足りない!

というあなた。銀行員でもできる投資にはどんなものがあるのでしょうか。

※本当にOKかは会社の規則などで確認してくださいね。

REIT(不動産投資信託)、外国株についてもおすすめしたいし、インサイダーには当たらないケースがほとんどでしょうが、届け出が不要かどうかは社則をご確認ください。OKならぜひチャレンジを!

銀行員でも投資できる金融商品

  • 投資信託
  • 上場投資信託(ETF)
  • 外貨
  • ソーシャルレンディング
  • 生命保険

など!

要するに、レバレッジ無し、もしくはインサイダーの可能性なし(個別株でない)のものならOKです。

おすすめは投資信託・ETF

釈迦に説法かもしれませんが、投資信託とは株や債券、金などをパッケージにしたものです。

ETFはその投資信託自体が上場しており、市場が開いている時間帯であれば即時取引が可能になっているものです。

いろいろな投資信託・ETFがありますので、お好みのものを。

特になければバランス型か全世界株式を選んでおけば割と無難かと思います。

外国株が会社的にOKならぜひ米国株にも投資したいですね・・・!

投資信託は制度を利用しよう

投資信託は、資産形成を企図した国の制度を利用することで税制優遇を受けることができます。

具体的には下記を活用しましょう!

  • 企業型確定拠出年金(DC)
  • 個人型確定拠出年金 iDeCo
  • NISAまたはつみたてNISA

こちらの記事にまとめたので、こちらもご参考ください。

銀行員が自分の資産運用で活用すべき制度【NISA・DC・iDeCo】
こんにちは、わたぱぱです。銀行員の皆さん、自分の資産をしっかり運用していますか?銀行員って...

おすすめでない金融商品

ここからは、銀行員でもチャレンジできるけどおススメではない投資方法について解説します。

株・FXに制限がある銀行員にとって、数少ない投資の選択肢ではありますが、リスクとリターンが見合っているかしっかり検討しましょう。

ロボアドバイザー

WealthNavi」や「THEO」のような、AIを活用した投資です。

メリット、質問に答えるだけで導き出されたリスク許容度に応じた資産配分にしてくれる点や、運用環境に応じてリバランス(資産配分の見直し)をしてくれる点。

しかし、ロボアドバイザーの年間の手数料は資産額の1%前後と割高です。

中身はETFの組み合わせに過ぎません。自分でETFへ投資すれば手数料は0.1%もしないでしょう。

勉強用と割り切るならいいですが、長く投資するものではないと思います。

実際にWealthNaviTHEOの投資実績を記録したので、興味を持っていただけたらお読みください!

生命保険は運用のつもりなら所得控除の範囲内程度に

生命保険は、本来は投資ではありません!

米ドル建ての生命保険だと、そこそこの利回りを獲得できる商品もありますが、コストが高く設定されています。

外貨建て保険であれば、当然為替リスクも負うことになります。

私が若かりし頃は、生命保険を保険ではなく、投資の一環と捉えていました。

当時は、ロボアドバイザーやソーシャルレンディングは無く、生命保険は数少ない運用手段の一つでしたので、結構な額を突っ込んでいました。完全にやりすぎました。

今は見直して大部分を払い済み保険にして、保険料を低くしました。

生命保険料の所得控除を狙って契約してみるくらいでいいでしょう。

毎月、お好みの生命保険で7,000円、個人年金保険で7,000円くらいの掛金設定がおすすめです。

理由は、一般生命保険と個人年金保険、それぞれ80,000円が所得控除を受けることが出来るMAX設定だからです。※月6,666円になります

詳細は国税庁のHPをご参考ください。

ところで、どこの銀行にも出入りの生命保険のお姉さまがいますよねぇ。

あれで断れなくて契約してしまった新入行員も多いはず。私のように・・・

ソーシャルレンディング

ソーシャルレンディングはおすすめしません!!

そもそもリスクが高すぎるというか、正確なリスクを把握することが困難です。銀行員であればソーシャルレンディングの怖さはわかるでしょう。

また、1年~数年は流動性のリスクも負うことになります。資金がロックされます。

ソーシャルレンディングはハイリスク/ミドルリターンといったところでしょうか。

高利回りの案件がゴロゴロ転がっています。

しかし、償還期限が来てもお金が支払われない事案が複数発生しております。

ソーシャルレンディングで資金調達している案件は、銀行で融資を受けられないなどが含まれています。そんな案件拾いに行きますか?

OwnersBookが取り扱っているような、不動産に紐づいた案件であればマシかもしれません。しかし人気のある案件は一瞬で申し込みが終わってしまいます。

私は何度チャレンジしても投資できず諦めました。

404 NOT FOUND | わたにっき

外貨預金

レバレッジを使わないFX、つまりただの外貨預金です。

まとまった資金があれば、高金利通貨や円高になったタイミングで外貨に替えるのはアリかもしれません。

ただし、銀行の外貨預金口座は両替手数料が高いのでFX業者で口座を開設してレバ1倍で運用すればいいと思います(理屈では問題ないと思いますが、社則を確認してくださいね)。

銀行員でもできる投資まとめ

まとめます!

銀行員だと(規制的に)難しい投資法

  • 個別株
  • FX

銀行員におすすめの投資法

  • 投資信託(NISA、iDeCo活用)
  • ETF
  • REIT(社則確認)
  • 外国株(社則確認)

おすすめできない投資法

  • ロボアドバイザー(高コスト)
  • ソーシャルレンディング(リターンがリスクに見合っていない)
  • 外貨預金(資金効率と手数料)

ひとりごと

国内株式はインサイダーに引っかかったら犯罪なのでアウトです。

しかし、FXに対する規制は法律的なものではありません。

だったら自分の勤め先でない銀行の口座を使用すれば、自分で言わない限りはバレようがないと思います。

ひとりごとでした。では!やるなら自己責任で、社則は確認しておきましょうね。

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