【書評】お金の流れでわかる世界の歴史で世界史をお勉強!

audibleで「お金の流れでわかる世界の歴史」を聴きました!
非常に勉強になりました。

 こんな人に読んで欲しい

  • 歴史に興味がある
  • 世界史を改めて復習したい
  • お金、経済の歴史を学びたい

著者について

元国税局調査官で、たくさんの書籍を執筆されています。

(参考:wikipedia

本書の概要

「ローマ帝国は“脱税”で滅んだ」「ナポレオンは“金融破綻”で敗れた」――お金の流れを読むだけで、歴史はよくわかる、さらに面白く見えてくる!「お金」「経済」「権力」の5000年の動きを徹底的に追跡調査!

ということで、紀元前の古代エジプトから、ヨーロッパ、フランス革命、世界大戦、近代などなど、お金・経済を切り口に世界史を総ざらいできる一冊になっています!

感想

国家崩壊のお決まりパターン

フランス革命などのように国家が崩壊するときは決まったパターンがあります。

  1. 高所得者が税を免れる仕組みが出来る
  2. 中流層以下にそのしわ寄せが来る
  3. 中流層以下に限界が来て、暴動が起きる

国家が崩壊するときは、徴税の権利を地方の役人などにアウトソースすることがきっかけになります。
地方役人は、私腹を肥やすために課税を重くし、やがて民衆がキレます。

そして、このパターンは現代にも当てはまります。

タックス・ヘイブンと呼ばれる租税回避地を利用して、資産家や大企業が合法的に税を支払わない仕組みが出来ているからです。

「パナマ文書」が問題になったニュースは記憶に新しいところですね。

ユダヤ人というガチムチ金融種族

「ユダヤ人」と言われても、ナチスドイツに迫害された可哀そうな民族、といった程度の認識しかありませんでした。

ユダヤ人というのは、金融知識・センスに長けた人たちで、特定の国家を持たない放浪の民です。

それ故、世界中に仲間がいて、世界中を客観的にみることができる立場だったそうです。

世界経済を俯瞰して経済という側面から認識できる

上にあげたのはほんの一例で、国家の隆盛、没落、戦争、あらゆるイベントの裏には経済・金融の事情が必ずあります。

そういった裏事情を紐解いていくのはとても面白いものでした。

本書を通して、ユダヤの歴史やフランス革命のことなど、世界史に興味が湧きました。
学生時代は日本史専攻で、日本史のほうが好きでした。

しかし、日本史はあくまで世界の一部。

世界史を知ることで日本史への理解も深まるってものです。

実生活に役に立つ類の知識ではありませんが、雑学・教養として学んでもいいと思いました!

ちなみに、ビジュアル解説もありますが、音声を聴くだけで十分理解できました。

では!

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